味覚障害になった

先月末に胃腸風邪になり、病院で吐き気止めの薬をもらって3日間飲んだ。
5日目の昼。ハンバーグのような昼飯であったが、材料をケチったのかと思うぐらい味が薄い。サラダのドレッシングも今までの味と違う。みそ汁も薄い。あぁ、ここまで経費削減の波が...と思いながら食べていた。最後に食べた、梅干し。これを食べた時、まったくすっぱくない。ねんどを口の中に入れて食べているような感覚。
この時、何かおかしいと初めて思った。
この衝撃的な状態を忘れないためにちょっとブログに書いておこう。

梅味の飴は、「鉛の塊をなめている」
雪印のコーヒー牛乳は、「麦茶に牛乳を少し入れて、水で薄めたもの」オェ〜。
フリスク、「辛くない」のでリフレッシュできない。
みそ汁は、「薄くてまずっ〜」
ごはん、「これだけは、ごはんの味がしたんですよ」
ウォータークーラーの水・市販の水・水道水、「まずい」水に味があるのが分かった。
チョコレートは、「油の塊を口の中で溶かしている感じ」まずっ〜。
漬物・野沢菜は、「味なし」漬物の味の深さを知る。
リステリンは、「フリスクと同じで辛くない」
砂糖は、「砂をなめている感じ、ザラザラだけ感じる」
塩は、「わからない」
塩せんべい、「塩っけなしで、赤ちゃん用のせんべいみたい」
ハッピーターン、「あのおいしいパウダーが砂みたいで、塩せんべいと同じで赤ちゃん用のせんべい」悲しい〜。
はみがき、「フリスクと同じで辛くない、味の無い泡(唾液で磨いているような)を口の中に含んでいる感じ」

という状態が約1週間近く続いている。
現在はだいぶ回復して、コーヒー牛乳も分かるようになってきた。焼肉、ビールもおいしく食べることができた。はみがきがまだちょっと分からない。
味覚障害には、亜鉛を摂取するのが良いようで、さっそく焼肉屋でレバーを食べました。

味覚障害で「味」の奥深さと大切さを知った。漬物の味の深さ、水に味があること...

あと、味覚障害の方がたくさんいることもインターネットで知りました。何年も味を感じることができないのは、本当につらいだろうと思った。
何年か前に胃を悪くした時があり、毎日吐いていた時があった。ストレスだったのか胃腸風邪だったのかもしれないが、この時から「ご飯」をおいしく食べれることは大変に幸せなことであると思っている。今回の件でさらに思いが強くなった。

ダイエットとか言って、ごはんを抜いている人がいるけど、なぜおいしく食べるという幸せなことを自ら放棄するんだと思う。太っても幸せならいいじゃん。

これからもう少し「食」に気をつけよう......